仕事を知る
技術・研究
技術・研究は、当社で扱う様々な素材を開発する部門です。ESG経営、SDGsの達成に向けて独自の素材開発や加工技術を進めることで、人々の暮らしの健康・安全を支えていきます。
概要
サステナブルな社会の実現を目指す
一人ひとりが開発のテーマを持ち、試行錯誤を繰り返すことで開発を進めています。環境対応素材や生分解性素材を活用した製品開発を推進して、品質はもちろん、環境にやさしい製品を生み出しています。
1日の流れ
8:00 出社
作業着に着替える
8:15 始業
メールの確認や前日の実験結果の共有、その日の実験の予定を確認します。
9:00 実験開始
実験の反応時間が長いものもあるため、午前中に実験を開始することが多いです。反応中の空き時間には、新規開発に向けての情報収集や営業担当との打合せなどを行います。
12:00 昼食
午後の業務に備えてしっかり休憩します。
13:00 実験再開
実験を再開し、午前中に仕掛けた反応結果を確認します。
15:00 実験終了・片付け
実験を終了し、使用した機器などの片付けを行います。状況に応じ、撮影した画像などを報告書にまとめます。
16:45 終業
基本的には定時で終了します。お客様や営業担当との打合せや急ぎの実験が無い限り、残業をすることはほとんどありません。
社員から聞いた仕事の魅力と苦労したこと
やりがいを感じたエピソード
技術開発
3年目
自分が開発に関わった製品が実際にお店に並んでいるところを見た時は、とても感動しました。チームメンバーと一緒に完成した製品を見に行ったのですが、自分たちの努力が形になったと実感できたのが嬉しかったですね。
技術開発
5年目
製品を作る上で考えないといけないことは多岐に渡ります。繊維の選定から、どんな製品を作るのか?編みや織り、染めなど様々な選択肢の中から選ぶのは難しいですが、うまくいった時は嬉しいですね。
技術開発
6年目
新製品を作り上げるまでには長い年月がかかります。営業担当がお客様と打合せ内容をもとに、サンプルの作成、評価、施策を繰り返しひとつずつ課題を解決。その結果、無事に完成した際には大きなやりがいを感じます。
苦労したエピソード
技術開発
3年目
海外工場と共同開発を行った時、生産管理が思った以上に大変だと感じました。実際に現地を訪れた際、写真やデータでは分からなかった課題がいくつも見つかり、その改善にもかなりの時間がかかりました。現場に行って実際の状況を自分の目で確認する大切さを実感しました。
技術開発
5年目
各自で開発テーマを持ち、様々なテーマを取り扱っているため、他分野とも連携し、開発を進めていきます。そのため日頃から幅広く知識を学ぶことが大切と実感しています。
技術開発
6年目
研究だけでなく、工場の加工工程との調整や営業担当者との打合せなど、量産に乗るまでは生産管理にも深く関わっています。現場の事情や営業のニーズを理解し、多部門との調整も必要なため柔軟な対応力やコミュニケーション力も求められます。
技術・研究に向いている人
自らの意見を発信できる人
自主的に調べたり、試行錯誤することを楽しめる人が向いている仕事だと思います。挑戦を後押ししてくれる社風なので、是非、いろいろなことに興味を持って取り組んでみてください。
地道にコツコツと続けられる人
好奇心を持って真面目に取り組める人には最適な仕事だと思います。試行錯誤を繰り返して開発を進めていくため、中々うまくいかない時でも我慢強く続けていける方なら、きっと成果を出せるはずです。
身につく能力
幅広く知識を得られるところです
部門間を超えた関わりや、取引先様と関わる機会も多いので、意見を伝えようと思うと、知識を身につけなければなりません。会話の中から得られるものもたくさんあり、学生時代からは想像もつかないほどの知識を得たと実感しています。
繊維の知識だけでなく高い分析力
繊維に関する知識はもちろんですが、開発~製品化に取り組むため、物事の計画性、品質管理面、分析力、評価する能力など幅広く身につきます。先輩の中には、店頭で販売している衣料品は見て触るだけで、生地組成や加工を見分けられるようになる人もいます。